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⑩北海道の有名な湖めぐりたびマップ

  • 執筆者の写真: Kita no Michi 北海道 ドローン撮影
    Kita no Michi 北海道 ドローン撮影
  • 2024年2月15日
  • 読了時間: 16分

大自然を感じたい方へ!個性あふれる北海道の主な湖20選

北海道は広大な面積を持ちますが、その中にはバラエティに富んだ湖があります。どれも北海道の澄んだ空気を写しとったかのように美しいです。



地域ごとにガイドなどはまとめられているため、なかなか比較が難しくて、どこに行こうか迷う方も多いのではないでしょうか。



そこで今回は北海道で50湖ほどあるといわれる湖のうち、主要な20湖を一気に紹介します。これさえ読めば北海道の湖博士になれるかもしれませんね♪


道東の湖

1 知床(しれとこ)五湖

今年、世界自然遺産の指定から10周年の知床半島の中で、多くの旅人をひきつけ続けているのがこちら、知床五湖です。

神様の手形にもたとえられるこの五つ子を巡るルートは2つあります。一つは高架木道です。これは野生動物からも安全に一湖まで約800メートルで手軽に知床の大自然を楽しむことができます。ただし、見られる湖は一つだけ。

本格的に楽しむのなら、もう一つのルート、地上遊歩道がおすすめです。夏場がヒグマの活動時期に当たることから、ガイドさんと一緒に約3時間の行程になります。知床の連なる山々や深い緑、自然の息吹を静寂の中ゆっくりと楽しめます。

また知床五湖は冬は雪に閉ざされますが、2015年より人数限定で、冬のスノーシュートレッキングも開催されるように。こちらは現地のトレッキング会社などで申込することができます。

旅のスケジュールや訪れる時期によって、散策の条件が変わります。しっかりとした計画を立てて、ぜひ知床を訪れてみてくださいね。

知床五湖フィールドハウス住所: 北海道斜里郡 斜里町電話:0152-24-3323冬は凍結

2 阿寒(あかん)湖

マリモが全国的に有名な阿寒湖は、道東に数多くみられるカルデラ湖です。

球体に近いマリモの群生が観察できるのは世界で2か所、アイスランドのミーヴァトン湖とここ阿寒湖だけ。大きく見事な個体はここでしか見られないと世界的にも有名です。

日本で2番目に古く国立公園に指定され、雌阿寒岳、雄阿寒岳の麗しい姿を湖面に映す様子は絶景と呼ぶにふさわしい景観といえるでしょう。深い森の静寂と緑そして鏡のような湖の青はどんな人の心も癒してくれるはずです。

また湖面が結氷する冬、限られた一部の気象条件のもと、早朝に見ることができる、湖面に小さな花のような氷の結晶=フロストフラワーが、近年注目を集めています。

湖畔には温泉やアイヌ文化の資料館もあり、湖の景観だけではなくさまざまに心と目と体を寛がせてくれるはずです。

NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2-6-20TEL:0154(67)3200冬は凍結

3 摩周(ましゅう)湖

ひっそり、静寂とロマンを今日も水面にたたえているのが神秘の湖摩周湖です。

霧の摩周湖の名前が示す通り、なかなか晴れた日に出会うことは難しいかもしれません。でも、湖面を霧が覆う美しさも日本とは思えない別世界の景色です。

もしも晴れていたらその青い色の深さ、いわゆる摩周ブルーの美しさに大きく感動。まさに心がノックアウトされます。世界でもバイカル湖に次いで2番目の透明度とその深さが生み出す神秘の青。

なお摩周湖を望む展望台は第一、第三、裏の3か所。このうち、低い位置にあり摩周ブルーを見ることのできる可能性が高いのは裏摩周展望台です。アクセスは若干不便ですがぜひ訪れてください。真の群青を目にすることができるでしょう。

(裏摩周展望台より)

また限られた期間になりますが、1月中旬から2月にかけての冬の結氷シーズンには、このようなサファイアブルーの神秘的な摩周湖も見ることができます。詳しくはこちらの記事をご覧くださいね。


一般社団法人摩周湖観光協会北海道川上郡弟子屈町中央1丁目5番1号 商工会館2FTEL:015-482-2200冬は凍結

4 屈斜路(くっしゃろ)湖

屈斜路(くっしゃろ)湖は三つ子のようにたたずむ阿寒国立公園のカルデラ湖の中で最も大きい湖です。

ここは景観の美しさも秀逸ですが、近隣の温泉や湖面を見ながら体を温める和琴温泉の露天風呂がことに有名です。

写真の湖に向けて突き出た半島の野趣豊かで豪快な温泉は、近隣のキャンプ場のキャンパーや北海道をツーリングするライダーたちが体から旅の疲れを取り去ります。普通の旅行では味わえない。ワイルドさも北海道だからこそ。お手軽にということであれば温泉街の各所にみられる足湯もおすすめです。

そして、屈斜路湖でぜひ見て頂きたいのが雲海。屈斜路湖を囲む、津別峠、美幌(びほろ)峠、摩周湖展望台、藻琴山の各所から望む、大スケールの雲海は見事の一言です!

また結氷する冬は、御神渡り(おみわたり)と呼ばれる自然現象や、砂湯にあつまる白鳥の群れを見ることができます。

一般社団法人摩周湖観光協会北海道川上郡弟子屈町中央1丁目5番1号 商工会館2FTEL:015-482-2200冬は凍結

5 サロマ湖

日本でも琵琶湖に次ぐ規模を持つサロマ湖はオホーツク海に面した汽水湖です。水深もそれほど深くないため、ホタテをはじめとする豊かな海の幸がいっぱい。海に接しているというロケーションのため、とにかく視界を遮るものはなく北海道の広大さを体の芯から感じることができる湖なのです。

いくつかの岬の展望台から雄大さは感じることができますが、眺望では少し不便な道を通ってでもサロマ湖展望台に上ることをおすすめします。最近はだいぶメジャーになってきましたが、昔から知る人ぞ知ろという存在。近隣では一番高い場所にあるので、サロマの全景を遠望することができます。

また、春から夏にかけて多くの可憐な花が咲く、サロマ湖とオホーツク海の間に細長く伸びるワッカ原生花園も見どころです。

佐呂間町観光物産協会北海道常呂郡佐呂間町字永代町3番地1TEL:01587-2-1200冬は凍結

6 塘路(とうろ)湖

塘路(とうろ)湖と聞いて???という方もあるかもしれません。では、釧路(くしろ)湿原ではいかがでしょう。塘路湖はその釧路湿原観光の多くの起点となる重要なポイントなのです。

塘路湖自体様々なアクティビティも用意されているのですが、ここを起点に釧路湿原へと足を延ばす旅人が多いようです。

カルデラ湖と違い流入する川が多い分、様々な生物がありのままの自然な姿を見せています。この観察だけでも多くの時間がとられますが、希少な生物はぜひ直に見ておきたいと思います。

また、カヌーに乗って豊かな釧路湿原をゆったりと巡航すれば、母なる大地という言葉が心にしみる旅になるでしょう。

塘路湖エコミュージアムセンター「あるこっと」〒088-2261 川上郡標茶町塘路原野TEL015-487-3003冬は凍結

7 オンネトー

古くから秘境といわれ、人を寄せ付けていなかったオンネトー。限られた人しか知らないその美しさは伝説級とうわさされていました。

近年周辺の道路が整備されたため人気が大きく上がっています。地元の人がぜひ訪れその美しさを味わってほしいと口を揃えて言います。

別名は五色沼、天気、季節などにより色がさまざまに変化することからついた名称です。一つの湖の中でも微妙に色が異なります。

雲が一つ出て、風がさやと吹いただけで変化する伝説級の自然の驚異をぜひ味わってください。刻々と変化するその色合いに心まで吸い込まれそうに感じられます。満足度はすこぶる高いはずです。

またこちらは12月上旬だけに見られる、エメラルドグリーンとマーブル模様のオンネトー。まさに自然の神秘です。

NPO法人あしょろ観光協会〒 089-3701 北海道足寄郡足寄町北1条1丁目3番地(道の駅 あしょろ銀河ホール21内)TEL:0156-25-6131冬は凍結

8 濤沸(とうふつ)湖

網走(あばしり)の近く、濤沸(とうふつ)湖は、原始の姿をそのままに残す湖です。

海との境には小清水原生花園。人の手が加えられていないそのままの原野の姿を色濃く残します。

渡り鳥の飛来地として有名で、冬にかけてはハクチョウがその優美な姿を湖面に映します。ラムサール条約により水鳥の生息地として保護されているため、ハクチョウのみならずガンやカモは6万羽を超え、最近ではタンチョウも姿を見せています。

また、秋にかけてはアッケシソウといわれる塩水の湿地帯に生息する植物が紅色の花を揺らします。夏がよいといわれる北海道で9月以降に見どころを迎える貴重な存在の湖といえるでしょう。

濤沸湖水鳥・湿地センター〒099-3112北海道網走市字北浜203番3地先(白鳥公園)TEL/0152-46-2400冬は凍結

9 風連(ふうれん)湖

道東根室管内にハクチョウの生息地として知られるのが風連(ふうれん)湖です。独特な形をした汽水湖でラムサール条約に水鳥の生息地として10年前に指定されました。

ここでの見どころは、やはり冬から春に抱えてのハクチョウの大群。そして夏は北海道の花のハマナスの群生です。特に冬のハクチョウは飛翔の様子も道の駅からしっかりと眺めることができます。優美にかつ力強く空を流れるように飛ぶさまを最大限の迫力で鑑賞してください。きっと、道東の旅がより趣深いものになるでしょう。

また、この道の駅から少し遠くを眺めると海に細長く突き出た春国岱(しゅんくにたい)を見ることができます。標高が低い砂州にはエゾ松の木がうっそうと生い茂り、海の中から忽然と松林が生じているかのような不思議な景観に出会えます。

根室市観光案内所住所: 〒087-0027 北海道根室市光和町2丁目10電話:0153-24-3104冬は凍結

10 厚岸(あっけし)湖

北海道の中でも最も古い漁場の一つである厚岸(あっけし)町。日本で初めてアッケシソウが発見された場所です。

湖とはいうもののほとんど海水と同様の塩分濃度であり、このことでカキの養殖がたいへん盛んになっています。湖の景観も厚岸大橋などを含め大変ユニークなのですが、ここではとにかく豊富な海の幸を楽しみましょう。

夏でも水温が低いため年中通してカキを楽しめます。そして、水温が低いことでカキの成長がゆっくりしたものになります。この結果他の地域では1年で出荷するものを何年か、かけて大きくなるまで育てますから、海の栄養をそのまま濃縮したかのような濃厚で最高の舌触りの美味が完成します。

市内の道の駅コンキリエでは眺めの良いレストランでこの厚岸の宝玉を震えるほど堪能することができます。

厚岸町役場総務課〒088-1192 北海道厚岸郡厚岸町真栄3丁目1番地電話 0153-52-3131冬は凍結

11 然別(しかりべつ)湖

日本でも最も寒いといわれる陸別町の近く鹿追町に然別湖はあります。夏はネイチャーアクテビィティーがたいへん盛んな太古の自然を残す湖です。カヌーやカヤックで水面をゆられれば、その緩やかな時の流れの中で時間がたつのも忘れてしまいそうになります。

しかし、然別湖の真骨頂は冬にこそあります。厳冬期湖の氷の厚さは極大化し、何をどう頑張ってもびくともしそうにありません。そんな時氷上に村が現れます。それが然別湖コタンです。

氷のホテルやバー。氷上温泉など趣向を凝らしたイベントとアクテビィティーは日本ではない異国の風情です。今では完全に観光スポット。ぜひイグルーを訪ねてみてください。氷できているとは思えないほどの精巧さと居心地の良さ。経験する価値は十分です。


然別湖ネイチャーセンター住所: 〒081-0344 北海道河東郡 鹿追町北瓜幕無番地電話:0156-69-8181冬は凍結

12 糠平(ぬかびら)湖

糠平(ぬかびら)湖は大雪山の南に位置する糠平ダムによって形成された人口湖です。さまざまな魚が放流され、天然の湖と同じくらいに生物種は豊富。冬はワカサギ釣りでにぎわいますが、この湖の見るべきポイントは幻の橋タウシュベツ川橋梁なのです。

元々は旧国鉄時代にかけられたコンクリート製の橋ですが、糠平ダムの完成に伴い、湖水の下へと姿を消しました。しかし、糠平ダムの水位の変化とともに時々その姿を現します。特に水位が下がる夏と冬には湖面に優美にその姿を映し出し、眼鏡橋の呼び名にふさわしい景観を旅人の前に披露するのです。とにかく一見の価値は確実にあるといえるでしょう。

常にみられるものではありませんので。狭い林道を抜けて広い眺望広がる眼鏡橋へ。目を楽しませた後は近隣のぬかびら温泉郷で温泉情緒を楽しんでください。

上士幌町役場商工観光課〒080-1492 北海道河東郡上士幌町字上士幌東3線238番地TEL:01564-2-2111冬は凍結

道北の湖

13 クッチャロ湖

道北のオホーツク海側、浜頓別(はまとんべつ)町にクッチャロ湖はあります。オホーツクの毛ガニと立派な姿のホタテガイを楽しめる海の街ですが、多くの水鳥が翼を休める湖として静かなたたずまいをクッチャロ湖は見せています。

北海道にラムサール条約の批准地や水鳥の飛来地は大変多いのですが、その中でも草分けかつ穴場的な存在として数多くの水鳥の様子や自然観察が可能なポイントになっています。特にコハクチョウは年間2万羽が飛来し、全国でも最大級だといわれています。

湖の南側は湿地帯が広がり貴重な植物やコケ類の観察も可能です。また、町内には砂金をとっていた川があり、そちらの体験も可能です。コハクチョウの飛来並のゴールドラッシュがあなたの身に起こるかもしれませんね♪

浜頓別町産業振興課商工観光係〒098-5792 北海道枝幸郡浜頓別町中央南1TEL 01634-2-2346冬は凍結

14 朱鞠内(しゅまりない)湖

日本でも最大の人工湖として誕生したのが朱鞠内(しゅまりない)湖です。

その後貯水量は佐久間ダムに抜かれることとなりましたが、独特なのはその複雑な形で大小さまざまな島や複雑な入り江が形作られ、天然の湖にひけ劣らない美しさを見せています。釣り人も多く、静かな水面に釣糸を垂れまれに上がるという幻の魚、イトウを狙っているかのようです。

北海道でも北に位置し標高も高いため、冬は非常に寒さが厳しい地域です。しかし、その寒さがダイヤモンドダスト現象を引き起こすこともしばしばあります。真っ白な湖面とその上を舞うはかなげなダイヤモンドダストは幻想的かロマンチックな光景です。

日本ではほかに目することができない現象であればこそ一生ものの思い出になることは疑いようもありません。

幌加内町観光協会北海道雨竜郡幌加内町字幌加内 幌加内交流プラザTEL0165-35-2380冬は凍結

道央の湖

15 桂沢(かつらざわ)湖

北海道でも最も古い多目的ダムによって作り出された桂沢湖。恐竜の里としても有名な三笠市にあります。

山のすそ野に沿って形作られる湖面は神秘的な光をたたえ、ひょっこりと古代の恐竜が顔を出しても不思議な感じはしません。

一番良いシーズンは秋。緑・黄・赤と様々な色が交差する複雑な錦繍。これは北海道なればこその美しさです。これを心行くまで堪能しつつ快適なドライブをすることができます。

このダムを降りたところにみかさ遊園があります。子供向けの遊具やゴーカート。夏ならば水遊び場も完備されています。材料を持ち込めばBBQもできるという市民のオアシスです。

1億年の歴史の町、三笠はそのゆったりとした時間の流れで北海道の旅に彩を添えてくれます。

三笠市役所 企画経済部商工観光課商工観光係〒068-2192 北海道三笠市幸町2番地電話:01267-2-3997冬は凍結

16 かなやま湖

夏の富良野は一大観光地です。そこから若干南に足を延ばすとかなやま湖があります。北海道に多い人造湖の一つですが、四季を問わず景観に優れたスポットです。

夏は遠景に緑の山、青い輝きをたたえた湖を挟んで、ノーブルな紫の色合いが美しいラベンダー。もちろん香りもあたり一面に広がっています。北海道の中でもこのような景色を楽しめる場所はたいへん少なく、それだけで貴重な存在といえるでしょう。

秋ともなれば山々は紅葉し、その影を水面に落とします。この眺望を独り占めできるホテルも湖畔にはありますから、ぜひ訪れて朝から夕景へと美しいたたずまい見せるかなやま湖を楽しんでいただきたいと思います。

南富良野町振興公社〒079-2402 北海道空知郡南富良野町字幾寅道の駅 南ふらの (南富良野町物産センター)電話 0167-52-2100冬は凍結

17 ウトナイ湖

Photo by (c)Tomo.Yun苫小牧郊外、千歳空港からも、ほど近い場所にある野鳥の楽園がウトナイ湖です。よく見られるハクチョウだけでなく、観察できる鳥たちはとても多く、また年中通して観察できることでも有名です。渡り鳥を年中観察できることが楽園たるゆえんです。

年に数万羽という渡り鳥がウトナイ湖まで飛来しますが、先に進まず年間を通してウトナイ湖に定住してしまうケースもあるほどなのです。現在までで確認されている水鳥の数は約250種です。水面をゆったり優雅に漂う水鳥たちは遠景ではありますが、道の駅のそばからも観察することが可能です。 

ウトナイ湖野生鳥獣保護センター〒 059-1365 北海道苫小牧市字植苗156番地26電話 (0144)58-2231冬は凍結

18 支笏(しこつ)湖

札幌の近くに位置し、神秘な色合いの水を蓄えている湖が支笏(しこつ)湖です。

高い標高にあり、しかも深いカルデラ湖です。札幌方面から向かう峠は厳しく秘境というムードは十分。現在は快適な道路も通じ毎年数多くの観光客が訪れます。

観光遊覧船で高い透明度の水中を覗けば太古の木々が静かに湖底に眠っています。水温も低く、清冽な雰囲気で満ち満ちている湖といえるでしょう。

支笏湖温泉郷は各種ホテルも充実。ランチの時間はいつも込み合い、行列は必至です。しかし、日帰り入浴ならば、露天風呂がほぼ湖面と同じ高さにある丸駒温泉がおすすめ。支笏湖を独り占めにする気分が味わえます。

また、支笏湖は日本最北の不凍湖(1年中凍らない湖)として知られ、また冬には氷濤まつりというイベントも開かれ、多くの方が訪れます。


環境省 支笏湖ビジターセンター〒066-0281北海道千歳市支笏湖温泉番外地TEL: 0123-25-2404日本最北の不凍湖

19 洞爺(とうや)湖

サミット先進国首脳会議の会場になって以来、人気も全国区となった感のある洞爺(とうや)湖です。

北海道内でも屈指の温泉街と充実した観光施設、イベント有名ですが、それも湖自体の美しさがあってこそ。

まずはサイロ展望台から雄大な景色をまずは心に焼き付けてください。また、ウィンザーホテルのロビーからはまた違った角度の洞爺湖が楽しめます。

深い青、そして、光の加減で微妙に変化し緑へ。そしてまた日差しを受けると青へ。風を受け波立つ湖面を見ると北海道に来てよかったという実感は際立つでしょう。

温泉街へと降りて、観光遊覧船に乗るのもよし、ぶらりと散策しても飽きては来ません。湖面を渡る風が爽やかなせいばかりではないでしょう。北海道の始まりでも終りでも印象深い場所になるはずです。

洞爺湖温泉観光協会〒049-5721 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142  TEL : 0142-75-2446冬:凍ることはまれ

道南の湖

20 大沼

道南の湖といえばほとんどの人が挙げるのが大沼です。大小さまざまな島々いくつも湖面に浮かび、秀峰駒ケ岳が水面にその姿を映します。

この近景の美しさもさることながら、遠景の美しさを日暮山展望台から楽しんでください。確かに入り口はわかりにくく、道は狭い。林道のような道を抜けると眼前に大沼・小沼のすべてが一望のもとに見渡せます。

そしてすそ野から山頂まで美しい曲線を描く駒ヶ岳。また芸術的な秋の紅葉は1年のハイライト。

大沼国定公園という神の造作の奇跡をすべて手の中に収める、いわば神々の遊びが訪れた旅人のものになるはずです。感動という言葉では語りつくせない心の震えを感じてください。

大沼観光協会住所: 〒041-1354 北海道亀田郡七飯町大沼町85−15電話:0138-67-3020冬:凍結することが多い

 
 
 

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