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⑦北海道の有名なアウトドア・秘境たびマップ

  • 執筆者の写真: Kita no Michi 北海道 ドローン撮影
    Kita no Michi 北海道 ドローン撮影
  • 2024年2月15日
  • 読了時間: 9分

神居古潭 神居古潭@

動物園やラーメンで有名な旭川市にも秘境があるのをご存じですか?「神居古潭」は市内から車で約30分ほどの景観地

春は桜、秋は紅葉を楽しめる風光明媚なところです◎神居古潭の歴史は古く、切り立った山壁と石狩川の急流から、「魔神の住む場所」としてアイヌの人々に恐れられていたといいます。そのためか、今でも北海道のパワースポットのひとつとしても有名。最近では人気漫画「ゴールデンカムイ」にも登場したので、名前だけは知っているという方いるのではないでしょうか♪

入り口の大きな吊り橋を渡ると、小さな駅舎が残っており、鉄道が走っていた当時を忍ばせます。また、大きなSLも展示されているので、鉄道マニアなら喜ぶこと間違いなしです♡


神の子池@

道東、清水町にある「神の小池」。冷たく透き通った湧き水によってできた小さな池で、ひっそりとした森の中を進むと現れます。

エメラルドグリーンの美しい水をたたえており、澄み渡るような透明度の高さがこの池の大きな特徴♡水面を覗き込むと池の底に横たわる大きな倒木がはっきりと見え、神秘的なイメージを感じさせます。


全国的にも屈指の透明度を誇る「摩周湖」にほど近く、「摩周湖(神の湖)」の伏流水が沸いている池という意味で、この名前が付いたそうです◎行き方は未舗装道路を走るため、レンタカーがおすすめ

また、車で約15分ほどのところに、摩周湖の裏側を眺められる「裏摩周展望台」があります。第一展望台と比べて、比較的観光客が少ないので、ゆっくりと観光できますよ♪


オンネトー@

「オンネトー」は阿寒国立公園に位置する湖です。不思議な名前の由来はアイヌ語で「老いた・大きな沼」という意味◎

地元ではお馴染みの観光スポットでしたが、ここ数年は秘境ブームの影響もあって、多くの観光客が訪れるようになりました。この湖の魅力はなんといっても、「オンネトーブルー」と呼ばれる独特の色彩を放つ湖面にあります。

季節や時間などの条件によって、刻刻と色が変化する様子が素晴らしく、息をのむほどの絶景です♡

湖畔からは雌阿寒岳と阿寒富士が並んで見えて、素晴らしいロケーションを満喫できますよ。

オンネトーへ向かう途中で日帰り入浴の温泉もあるので、観光がてら湯に浸かりながら癒されてみてはいかがでしょうか。


知床峠@

世界遺産にも登録された「知床」は今や世界的にも有名です。

たくさんの生き物たちが命を育む大自然の宝庫でもあり、まさに北海道の秘境と呼ぶにふさわしいスポット♪見どころの観光地もたくさんありますが、特に「知床峠」は季節ごとに異なる景観を楽しめると国内外から人気を集めています◎

知床横断道路の頂上で、標高738メートルの展望台からは、前方の羅臼岳、北方領土の国後島などの大パノラマが広がり、改めて北海道のスケールの大きさを感じさせますよ。

春は除雪車がつくる雪の壁、初夏には山々の残雪、そして秋の鮮やかな紅葉と四季折々の異なる表情が格別♡人気のドライブコースにもなっており、車で気軽に行けちゃうのもうれしいポイントです。

気象条件が合えば、早朝に雲海が出現することもあります。


「トムラウシ温泉」は山奥にぽつんと佇む一軒宿。正式名称を「国民宿舎東大雪荘」といい、古くから登山者に愛されてきた温泉です。

大雪山国立公園の中にあるために周囲は森に囲まれ、小鳥のさえずりのみが聞こえる静かな空間◎また、秘境温泉としても知られていることから、季節を問わず全国から大勢の温泉マニアが訪れています。

すぐ近くには天然記念物にも指定された温泉噴泉塔があり、硫黄の匂いが立ち込めているのも本格的♡昔からある宿ですが、建物は新しく清潔感があって、ゆっくりくつろげます。また、温泉ではミストサウナや露天風呂も楽しめますよ♪

宿には時折エゾクロテンが遊びにやってくるそうなので、運がよければ出会えるかもしれませんね♪大自然に囲まれたなかで、日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

アクセスは夏季のみ、新得駅からバスが運行していますが、宿からも送迎バスが出ているので利用することをおすすめします。


タウシュベツ川橋梁@

「タウシュベツ橋梁」は上士幌町の糠平湖にあるコンクリート製アーチ橋です。

以前は廃線となった旧国鉄士幌線が走っていましたが、1956年の糠平ダム完成と共に湖の底に沈みました。「タウシュベツ川橋梁」が、観光地として人気なのは季節限定で湖から姿を現すため◎

毎年、ダムの水量が少ない、1月ごろから出現し始め、6月の終わりまで見ることができます。完全に水没する10月ごろまではツアーも盛んに開催され多くの観光客で賑わっていますよ♪

実は「タウシュベツ橋梁」は劣化により、あと数年しか見られないと言われています。せっかくの機会に幻の橋を観光してみてはいかがでしょうか。

糠平湖の東側にある「タウシュベツ展望台」からも眺めることが可能です♡


豊似湖@

北海道の秘境中の秘境「豊似湖」。襟裳岬で有名なえりも町の原生林に囲まれた湖です。

こんな山奥にある湖がなぜ人気の観光地なのかというと、答えはその形にあります◎上空から見ると湖全体がちょうどきれいなハート型に見えるため、「ハートレイク」として一躍話題になりました♡

数年前には北海道銘菓「白い恋人」のCMにも使用され、全国的にも知名度がアップ♪2015年より秋の期間限定でヘリコプター遊覧飛行が実地されており、紅葉に染まった可愛いハートの湖を眺めることができます。

また雪が降るまでは湖畔まで歩いていくことが可能なので、体力に自信があるなら手つかずの自然に触れる時間を体験してみてはいかがでしょうか。


青の洞窟@

「小樽」と言えば北海道の代表的な観光地です。レトロな街並みや新鮮な海の幸も魅力的だけど、小樽の秘境で一味違った旅の体験をしてみませんか。

最近注目されているのが、クルージングでまわる「青の洞窟ツアー」♡イタリアの観光として「青の洞窟」は有名ですが、海の美しい北海道でも数か所見られるところがあり、小樽もそのうちのひとつです。

海辺のぽっかり開いた洞窟から暗闇の世界を進んでいくと、突然上から光が差し込み、海面が青く輝く幻想的な光景が目の前に広がります♪人気の観光スポットですが、陸地からは見ることができないため、船で海に出る必要があります。

いくつかのツアー会社が運航しているので、サイトで事前に申し込むましょう。クルージングや、カヤック、ラフティングなどツアーによっていろいろ楽しめるのもうれしいですね。


「雨竜沼湿原」は道北の南端に位置するトレッキングスポット。近年は道内だけでなく、全国からも観光客が訪れています◎

暑寒別岳(しょかんべつだけ)を主峰とする増毛山地にあり、標高が高いことから「北海道の尾瀬」とも呼ばれる秘境湿原です。湿原の木道を進むと大小の池が点在しており、春から夏にかけては色とりどりの花々が目を楽しませてくれます♪

湿原の先に進むと展望台があるので、体力に余裕があるなら頑張って登ってみましょう。湿原一面が見渡せて、そのスケールの大きさに感動間違いなし♡湿原までは1時間30分ほど山を登らなければならないため、登山に相応しい服装がおすすめです。

また、ガイドが案内してくれるツアーも開催されているので、それを利用するのもよいですね。


天人峡羽衣の滝


天人峡「羽衣の滝」は北海道を代表する秘境であり、水の落ち方が一般的な滝とは異なっていて人気があります。270mもの落差の中に7段の岩肌があり、断崖から階段を下りるように流れ落ちてくるのです。一気に落ちないので落差の割に激しさがなく、しなやかさを感じさせる様子が美しいと評されることが多いです。その美しさを天女の羽衣に例えたことが名称の由来になっています。天女の舞によって美しい滝になったという伝説もあり、神秘的なムードが漂っているのも特徴的です。標高850mの場所に滝見台が設けられており、そこからは流れ落ちる7段の過程を一望できます。滝見台までは山道を登っていくことになるので、トレッキングの用意をしていくと良いでしょう。2013年の土砂崩れによって通行止めになっていましたが、2018年に復旧工事が終わって開放されました。また、天人峡羽衣の滝の特徴として、オールシーズン流れていることが挙げられます。大きな山から雪解け水が大量に流れてくるので、冬の寒さの厳しい北海道にあるにも関わらず、一年を通して凍ることがありません。春や夏であれば滝だけでなく豊かな緑を楽しめますし、秋になると荒々しい岩々と美しい紅葉とのコントラストも堪能できるようになります。

天人峡羽衣の滝

住所:北海道上川郡美瑛町勇駒別

アクセス:旭川空港から車で40分


神秘の緑の秘境!【苔の回廊】(千歳市)

かわいまゆみ

まずイチオシの穴場絶景は、千歳市・支笏(しこつ)湖周辺にたたずむ「苔の回廊」!


およそ300年前に起こった樽前山噴火の溶岩流が侵食されて切り立った崖の回廊を生み出し、緑の苔が岩を覆ってビロードのような一面緑の世界が生まれたのです。



ちなみにここから少し離れた場所に同じような「苔の洞門」がありますが、こちらは平成26年9月の大雨の影響で現在も閉鎖中。つまり、現在この神秘の緑の世界を味わえるのは「苔の回廊」だけなんです!


場所は支笏湖モラップキャンプ場の近く、国道276号に架かる小さな橋「紋別橋」から楓沢に降りて湖を背にして20分ほど進むと苔の回廊が見えてきます。



ただし、道は時折大きな倒木や巨岩で道をふさがれ、よじ登ったりする場合があるので履き慣れた靴で行くのがおすすめ。また、この周辺は熊の出没地域とも言われているので熊鈴があるとベストですね◎


東洋のセブンシスターズ?!【滝瀬海岸のシラフラ】(乙部町)

次にご紹介する穴場絶景が、道南の乙部町にある「滝瀬海岸」。別名「シラフラ」。


最寄りの駐車場から海岸沿いに600mほど歩いていくと、突如目の前に白く連なる断崖が見えてきます。その姿はまさにイギリス南部にある真っ白な海岸「セブンシスターズ」にそっくり!



「白い傾斜地」という意味で江戸時代から「シラフラ」で親しまれてきた滝瀬海岸。もはや異世界のようです。滝瀬海岸のもう一つの名物がこの「くぐり岩」。


こちらはおよそ400年前にニシン漁を支えるために人工的にくり抜かれた穴といわれています。



その穴をくぐって下から見上げると、ちょうど目の前の奇岩がすっぽりはまってフォトジェニックに撮影できますよ!


シャコタンブルーに彩られた【神威岬】(積丹半島)

積丹(シャコタン)半島から突き出た岬が「神威(かむい)岬」。


シャコタンブルーと形容される、沖縄にも匹敵するほどの美しいブルーウォーターの岬は、その海の碧と島の緑のコントラストが最高にフォトジェニック!



かつてチャレンカという女性が恋心を抱いていた源義経を追って海に身を投げ、その姿を岬の先端に立つ神威岩に変えたという伝説が古くから残されており、彼女の嫉妬心で女性を乗せた船が転覆させられるという言い伝えから江戸時代まで女人禁制だった場所なんです。

今ではもちろん女の人も通れますが、強風の際は立入禁止となってしまうのでご注意を!ビジターセンターには神威岬名物シャコタンブルーのソフトクリームが試せるので是非立ち寄ってみてくださいね。




 
 
 

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